円を検出して測定 (DetectAndMeasureCircle)

機能説明

本手順は、入力画像内の円を検出し、その寸法を測定するために使用します。検出方式として、フィッティング円と内接円の 2 種類に対応しています。

使用シーン

フィッティング円の使用例

  • フランジ穴や軸受中心の位置決め

  • ワッシャーやシールリングの直径測定

  • レンズなど光学部品の中心位置検出

内接円の使用例

  • 吸盤把持点の決定

  • ボトル口や穴の最小内径測定

  • 文字領域分割の補助

  • 接着領域の幅不足検出

入力

  • 画像マスク(必連):検出対象円の画像。

  • 初期位置姿勢(必連):円心理論位置姿勢(検索中心点)。座標系原点は画像左上隅。

  • 予期半径(必連):理論半径値です。フィッティング円を検出する際の検索範囲を定義するために使用します(実際の出力半径ではありません)。

  • 矩形関心領域半径(必連):理論半径値です。内接円を検出する際の検索範囲を定義するために使用します(実際の出力半径ではありません)。

出力

  • 可視化画像:可視化情報を重ねた元画像です。(赤: 初期円、緑: 検出円、青: 円インデックス)

  • 検出円データ:検出円の円心座標と実際半径。

  • 測定半径:実際半径リスト(ピクセル)。

  • 円度スコア:円度スコアのリストです(0〜1。通常、0.85 以上を信頼できる検出の目安とします)。

パラメータ説明

円タイプ

検出対象の円タイプを指定:

  • フィッティング円:エッジ点に基づいて最適な円をフィッティングします。完全またはほぼ完全な円形特徴に適しています。

  • 内接円:領域内の最大内接円を計算します。不規則領域での安全な把持点決定や最小内径測定に適しています。

フィッティング円

  • 内半径許容差

    円が内側に縮小するのを許容する最大値。

    検索内径 = 予期半径 - 内半径許容差

    単位:ピクセル。推奨設定範囲:5~15(精密シーン)

  • 外半径許容差

    円が外側に拡大するのを許容する最大値。

    検索外径 = 予期半径 + 外半径許容差

    単位:ピクセル。推奨設定範囲:5~15(精密シーン)

  • 位置許容差

    円心が初期位置姿勢から逸脱するのを許容する最大距離です。円形検索範囲の半径を定義するために使用します。

    単位:ピクセル。推奨設定範囲:10~30(通常)

内接円

  • 極性

    実際の対象に応じて、検出する内接円の種類を選択します。

    • 明領域の内接円を検出

    • 穴領域の内接円を検出